sunshのブログ

取り留めもなく日常を。

短い帰郷

何歳になっても子供は子供は、親は親。
愛が辛く、自分が情けない。
あと何回人生で会えるのか。
帰り際にこっそり「とっときなさい」と手渡された1枚の紙の重さに心が痛む。自分がそれをやる側にならないといけない歳。いまだにこの体たらくかと情けないやら悲しいやらで心で泣いた。
給料というのはリアルだ。それを深く考え始めてしまうと今の仕事は出来ない。育ててもらった親に感謝を伝えたい。出来ればもうゆっくりとした余生を送らせてあげたい。

それを考えた時に、親の幸せを犠牲にしてまで今の仕事に固執する必要があるのだろうか。
いつか大金をつかむチャンスが眠っている職業でもない。ただ好きな事であるというだけの仕事。親を目の前にするとそう感じざるおえないのだ。


親からすれば子供が幸せならそれで十分と、そんな無償の愛に包まれたセリフを吐く。その言葉がひどく突き刺さるのだ。俺はなんなんだと。何も親に出来やしないと。自分の生活でさえいっぱいいっぱいなのかと。涙が出た。